「私、結婚できないんじゃなくてしないんです」
こんにちは、佐々木かえでです。
前にこんな感じのタイトルのドラマありましたよね。見てないけど。
ところで、先日、こんな発言をしました。
私は片付けが”できない”んじゃなくて”しない”だけなんだとずっと思ってたんですが、それが「片付けできない」ってことなんだなって断捨離を始めて分かりました。「できるけどやらない」のは結局「できない」のと同じ。やらない理由が「めんどくさい」ならなおさら。#かえちゃんのミニマリストへの道
— 佐々木かえで;QOLブロガー (@_sasaki_kaede_) 2018年3月25日
片付けしないのか?できないのか?
片付けなんてやろうと思えばできる。
今まで、自分に対してずっとそう思い込んできました。
が、数日前配偶が私に向けて全てを悟ったようにこぼした言葉が心にコロンと転がってきたのです。
「本当に片付けが苦手なんだね……」
日々「とりあえず」で突っ込んだ書類や薬で溢れかえり何が何だかぐちゃぐちゃになったクローゼットを静かに見つめながら、お喋りではない配偶の口からただそれだけ転がった言葉に、妙に納得しました。
思えば勘違いだったのです。
片付け、やればできると常々言っていましたが、
じゃあなぜやろうとしないのか。
ここです。
掃除も片付けも、できる人は気力を使わずにスムーズにやっているんですよね。
きっと彼らは息をするように掃除しているんですよ。にわかに信じがたい話ですが、掃除をしないと気が済まない人もいるらしいです。
私はどうか?
掃除なんか、部屋の不衛生が限界突破して初めて手を付ける人間です。
片付けは物をちゃんとあるべき場所に戻すということをしていました。
これ、お片付け劣等生コンテストがあったら優勝しているような100点満点の間違った行動。
「片付ける」の中には「捨てる」ことも含まれているんだってどうして学校で教えないんでしょうね?
24歳になって初めて気づきましたよ、捨てなければ物は増える一方なんだって。
それはともかくとして、ここにダイエット格言があります。
「痩せようと思えばすぐ痩せられるから~」
→じゃあ痩せてみてよ
こうして書いてみると全く同じですね。
「片付けようと思えばすぐ片付けられるから」
めっちゃ痛いこと言ってたんだな~と激反省しています。
歯を磨くように掃除
「できる人は、歯を磨くように習慣化している」
というのは最近ブロガー界隈でよく聞く格言です。
どうしたらブログを毎日書けますか?という質問に対して、プロブロガーのあんちゃさんが「歯を磨く」レベルで習慣化するとおっしゃっています。
ということは、「できる」というのは「習慣化」して「継続」していることを指すのではないか、ということに気が付いてしまいました。
継続できていないことは、できていないのとほぼ変わらないのです。
「能力」としては持っていても、それが日常的にできるよう習慣化はされていないこと。
ってことは掃除も片付けも同じで、綺麗な部屋を維持できていて初めて「できる」って言えるものなんです。
どんな理由を付けようが、綺麗な部屋を維持していない状態が恒常的であるならば結局「できない」のです。
一生やらないならできないのと同じ
「能ある鷹は爪を隠す」ということわざがありますが、我々が住む現実世界では普段隠している能を出すタイミングなど無いに等しいのですよ。
爪を隠したら隠しただけ能力の低い人間だと思われてしまうし、周りにとってはその印象のまま一生を終えることだってザラ。爪なんか一生出せない。
「個の時代」をみんなが意識している今、控えめにしていても何も得るものはないんだと痛感します。
ただ一点、ネットとリアルが違うのは、自分が「ここにいるよ」と声を上げない限りは、誰もその存在を認識できないというところだろう。
インターネットだともっと顕著で、発言しない者は居ないのと同じなんですね。
話を片付けに戻しますが、定期的に掃除や整理をして綺麗な部屋を保てないようならできないのと同じなんです。
本当にできるのなら、爪出しっぱなしで生きていきましょう。
私はそもそも爪が無いタイプでした。
どうしてもめんどくさい気持ちになり、散らかっていくんですよねぇ。
一生やらないなら無いのと同じです。
これからは間違った片づけ方法を直し、物を手放し、掃除の腰が軽くなるような広い部屋できちんと掃除機をかけて生きていきたいです。
片付けられないんだから、とにかく家から物を出す!
断捨離しまくるで~!
P.S.みんな「歯を磨く」ことを習慣化できていてすごいですね。私はそこからです。習慣化苦手すぎます。中学生の頃から週5でどこかに通うと必ず病んでいた人間なので、たぶん生きるのに向いてない……。